私の仕事の一つに「音響」があります。
音響とは、大勢の人が聞きたい声や音を、マイクで拾い、スピーカーから出る音を調節し、スピーカーでみなさんにお伝えする仕事です。
私の音響の仕事までのあらましは、
高校生の時からバンドをはじめ、あれをやりたい!これをやりたい!といろいろ集めて行くと、いつの間にか音響の仕事をできるほどの機材と技術を持っていました。
これをコーチングの視点からお話しすると、
常に「やりたいこと」(ゴール)を想像し、
できる方法を見つけて(スコトーマを外して)いった結果、
いつの間にかやりたかったこと、想像していたものが実現していき(現状の内側に入ってきた)、
そうなると「もっとやりたいこと」が出てきて(ゴールの再設定)、
またそれに向かって行動してしまう。
となります。
今でもスピーカーやアンプ、コンプやEQなどのエフェクトを準備しているとワクワクしてきます。機材のことを考えるだけでもっとこうしたいな、と想像してしまい、いつの間にか調べだし、新たな情報にぶつかり、その情報を元に想像を膨らませて。。。
つまり機材にことを考えるだけでワクワクして時間を忘れて没頭してしまいます(笑)
音響現場で音が出だすと、胸が踊り、「やっぱうちの音いいよね!」と人に話してしまいます。
これが「want to」です。
ゴールは、自分を常にワクワクさせてくれることが大前提。
そして、ゴールは人に勧められたものではないこと。(こんなのいいよって勧められて、想像したらやってみたくてたまらなくなった!ってのはOK)
一番大切なのは、「お金で解決できないこと」!
モノやサービスは、お金を支払うことですぐに手に入ります。しかしそれが手に入っても、その先を想像できなければ、他人に植え付けられたゴールの可能性が高いかもしれません。
例えば、「一軒家が欲しい」と思った時に、それを手に入れてどうしたいか、手に入れた時にどんなワクワクがあるか、なんでほしいと思ったのか?をワクワクしながら想像しまくれることが、とても重要です。
「これぐらいの歳になったらみんな買ってるから。」
「なんとなく買った方がいい気がする」
といった周りに合わせたゴールは、他人のワクワクに合わせただけなのかもしれないのです。
せっかく念願を叶えたというのにワクワクしないって、とても残念ではないですか。
今この文章を読んでいる方の中にも、「ゴールがわからない」という方もたくさんおられるでしょう。
大丈夫です。ゴールは必ず見つかります。
まずは自分の1日の生活のなかのワクワクするものを探してみてください。
これを持っているだけでなんか嬉しい、
こんなことをするとちょっとテンション上がる、
ということを見つけて、
なんでだろう?
もっとワクワクするにはどうしたらいいだろう?
と考えてみましょう。
全ては私たちの想像からはじまります。
ゴールは必ず見つかります。