コーチングとは?

こんにちは。AUTHENTiC Coachingの益井貴生と申します。

よく結局コーチングとはなんですか?と疑問を持たれる方を見受けます。

ここでは、私がプロのコーチとして教えている、ルー・タイスより受け継いだコーチングについてお話ししていきましょう。

コーチングとは?

コーチングは、心理学や認知科学をベースにコーチングの祖であるルー・タイスが40年以上実践し、体系化してきたものを指します。
残念ながらルー・タイスは2011年4月に他界しましたが、ルー・タイスに直接後継者として指名された苫米地英人博士が、ルー・タイスより受け継いだコーチングを最新の科学に基づきアップデートし続けています。

ではその「コーチング」とはどのようなものなのでしょうか?

端的に説明すると、
コーチングとは「マインド(脳と心)の使い方」です。

人は、精神的にネガティブになったり、ポジティブになったりしてしまいます。そして自分がなぜそうなるのかを悩みます。

・どうやったらネガティブな感情が出てこなくなるのか?
・どうやったらポジティブな感情を持続できるのか?
・理想に向かって突き進むにはどうすればいいのか?
・自分にはできない、、と感じるのはなぜか?
・仲間といるとなんでもできる気がするのに、1人では自信が出ないのはなぜか?
・やる気を出すにはどうしたらいいのか?

このような疑問をもったことはありませんか?

これらは全て、マインドの働きの結果です。

コーチングを正しく学び、
マインド(脳と心)の使い方を理解し、
実際に自分のマインドを上手に使えるようになると、
この一つ一つの疑問の答えが自ずと出てくるようになります。

コーチングは方法論ではない

コーチングは、”ネガティブになったときにはこうしましょう”といったような方法論ではありません。

コーチングは、
自分の意識と無意識の判断と行動を制御するための理論であり、
どうやって意識と無意識の判断と行動を制御していくのかという、体系化された「マインド(脳と心)の操縦方法」のマニュアルです。

そして、
コーチとは、あなたの横について、あなたがうまく「マインド(脳と心)を操縦」できるようにサポートする存在です。

マインド(脳と心)ってなに?

コーチングとは
「マインド(脳と心)の使い方」
「マインド(脳と心)のマニュアル」
と言いました。

では、「マインド(脳と心)」とはなんなのでしょうか?

私たちは、常に脳で考えて、身体を使って活動しています。

寝る、起きる、食べる、決断をする、仕事をする、勉強する、遊ぶ、スポーツをする、自転車に乗る、車を運転する、全ては身体を使っています。

そして、判断と身体の制御は脳が行なっています。

身体中に神経が通っていて、その神経に電気信号が流れて、身体を動かしているということをどこかで聞いたことがあるでしょう。

例えば、今画面を見て文字を読んでいるのもそうです。
脳が目に画面を見るように電気信号を流し、目から入ってきた光を処理し、脳でそれが何かを判断し、思考しているわけです。

マインド(脳と心)は、私たちの「判断と行動をコントロールする役割」を担っているのです。

「無意識の行動」と「無意識の判断」

無意識の行動

マインド(脳と心)は、私たちの判断と行動をコントロールしています。

ではそのコントロールは、
意識的なコントロールと
無意識的なコントロール、
どちらが多いと思いますか?

そのほとんどは無意識で行われています。

これを「無意識の行動(habit)」と「無意識の判断(attitude)」と呼びます。

例えば、

自転車や車に乗っているとき、停車するにはブレーキをかけます。
ブレーキをかけるときに、
「右手の指をブレーキに掛けて、力を入れて握る」
「右足をブレーキペダルに移動して、足を踏み込む」
なんて考えてブレーキをかけることはないのでしょう。
「止まりたい」と感じた瞬間に体が動いているはずです。

これらが無意識の行動です。

映画を見ながらポップコーンを食べていたら、いつの間にかなくなった。なんてのも無意識の行動です。

そしてその無意識の行動を制御しているのが、「マインド(脳と心)」なのです。

無意識の判断

無意識の判断はどうでしょうか?
私たちはいつも何かしらの判断をしています。

例えば、

歩いていて横断歩道を渡る寸前に、信号が赤になりました。

あなたはとっさにどうしますか?

喫茶店に行き
「コーヒーと紅茶どちらにされますか?」
と尋ねられたとき?

あなたは即座にどちらを選びますか?

毎回選ぶ理由を深く考察し、判断しているわけではなく、「考えずに行動」していることが多くあるはずです。まさに無意識の判断の結果です。

無意識の判断もマインド(脳と心)が制御しています。

マインド(脳と心)と感情

次に感情の働きを体感してみましょう。

これはあなたの想像力がとても大事になります。
仮の話なので、そんなことはあり得ない、と言わず素直に想像してみてください。


2月空気がキーンっと澄み渡り、晴れ渡った朝を想像してください。

あなたは大学生です。
起きて朝ごはんを食べていると、親が来て言いました。

「今日は寒いけど天気がいいから、今から車を洗車しよう!」

あなたは今どう感じましたか?

感情が動いた方がほとんどでしょう。

その感情は、ネガティブ、ポジティブどちらでしたか?

その感情の変化も無意識の判断です。
つまりマインド(脳と心)の働きなんですね。

ここで整理していきましょう。

マインド(脳と心)とは、「判断や行動をコントロールする役割」があります。

そして私たちのほとんどの行動や判断、感情の動きは、マインド(脳と心)によって意識に上がらず無意識的にコントロールされているのです。

コーチングを学ぼう

ルー・タイスが体系化したコーチングには、大前提があります。

「人間には無限の可能性がある」

こういわれてどう感じますか?

私たちには無限の可能性があるのです。

そして、その可能性を制限しているのもまた、自分自身です。

では私たちの「何」が、自分たちの可能性を制限しているのでしょうか?

そうです、
マインド(脳と心)であり、
無意識の判断と行動です。

そして、その無意識の判断と行動を制御できるようになるのが、コーチングです。

冒頭に

コーチングは、自分の意識と無意識の判断と行動を制御するための理論であり、どうやって意識と無意識の判断と行動を制御していくのかという、体系化された「マインド(脳と心)の操縦方法」のマニュアルです。

と書きました。

実は、ルー・タイスの著書「アファメーション」や、200冊以上に及ぶ苫米地博士の著書に、コーチング理論がわかりやすく書かれています。

そう、マインド(脳と心)の操縦方法のそのほとんどが、公開されています。

それなのになぜ、多くの人が無意識の判断と行動を変え、上手に操縦できていないのでしょうか?

マインド(脳と心)の操縦方法は自転車と同じ
それを説明するには、自転車が最適です。
今これを読んでいるほとんどの方が二輪自転車に乗れると思います。

思い出してみてください。

初めて補助輪を外したとき

今のようにすぐにスイスイと運転できましたか?

はじめはフラフラして、すぐにこけたり止まったり。

誰かに後ろを持ってもらわないと、まっすぐ走れなかったりしなかったでしょうか?

そうやって、後ろを持ってもらいながら走っているうちに、
走る感覚を身につけ、
いつの間にか後ろを持ってもらわなくても1人で走れるようになっていったでしょう。

自転車に乗る感覚は、体感のない人に言葉で伝えてもほとんど伝わりません。
実際に目の前で乗ってみるのが一番伝わります。

マインド(脳と心)も同じです。
はじめは、どうやって操縦するか感覚が全くわかりません。
本を読んだだけでは、本当に操縦できるのかすら疑問に思う方も多いでしょう。

だからこそ、コーチは存在します。
コーチは、マインド(脳と心)を操縦できることを常に実践しています。

マインド(脳と心)のスペシャリストであるコーチに会うことで、
マインド(脳と心)を本当に操縦できることを実感します。

そして、コーチングセッションを受けることで、自分一人でマインド(脳と心)の操縦方法を体感で学んでいきます。

セミナーやお茶会、ワークショップに参加することで、マインドの操縦方法があることを実感することもできます。

想像して見てください。無意識の判断が常に自分の思う方向に向かっていけたら、どのような未来を作っていけるでしょうか?

私たちは無限の可能性を持って生まれて来ました。
その可能性を制限しているのは、他の誰でもなく自分です。

是非一度コーチに会い、
自分の可能性を開く方法を体感してください。

私たちコーチは、ルー・タイスの素晴らしい遺産を受け継ぎました。
そしてその遺産である「マインド(脳と心)の使い方」を多くの方に伝授していくのが私たちコーチの使命です。そうやって一人でも多くの方が自らのマインド(脳と心)を上手く使い、幸せな未来を作っていくことで、世界が平和へと向かうことを信じています。

みなさんと素晴らしい未来について話せる日を楽しみにしております。

最後まで読んでいただきありがとうございます。